この記事では、事業者向け機能を利用する前に必要な設定についてご紹介します。事業者向け機能は、事業として暗号資産やNFTの取引を行っている方が活用できる機能です。事業者向け機能とは何かの説明はこちらをご覧ください。
事業者向け機能の設定方法
事業者向け機能を使用するには、画面右上の「事業所設定」を開き、「事業者向け機能の設定」のトグルボタンをオンにしてください。設定を変更された後は、「更新する」をクリックして保存します。各設定項目の詳細にいては、以下で詳しく説明します。
事業者向け機能を利用する
「事業者向け機能を利用する」のトグルボタンをオンにすることで、事業者向けの取引種別が利用できるようになります。新規明細登録では以下のように取引種別が追加されます。
例えば、取引種別を「売上」として登録した明細は以下のようになります。
ウォレット/DeFiの「売上」設定
「通貨の受取のみの取引種別を「売上」にする」のトグルボタンをオンにすると、ウォレット/DeFi機能において、自分への受取のみのトランザクションの取引種別を、データ突合時に自動で「売上」として扱います。この設定は、自分で受け取った明細を一括で売上にする場合に便利な機能です。個別に取引種別を修正することも可能です。
「NFT売却の取引種別を「売上」にする」のトグルボタンをオンにすると、ウォレット/DeFi機能において、NFTを売却しトークンを取得したトランザクションのトークンの取引種別を、データ突合時に自動で「売上」として扱います。この設定は、NFT売買で得た利益を一括で売上にする場合に便利な機能です。個別に取引種別を修正することも可能です。
取引種別のデフォルト勘定科目設定
事業者向け機能で利用できる取引種別には、いくつかの勘定科目が用意されています。この設定では、頻繁に使用する勘定科目をデフォルトに設定することが可能です。
デフォルトで設定した勘定科目も、明細ごとに変更したい場合は変更することができます。明細作成後に勘定科目を変更する場合は、取引明細の修正画面から、勘定科目を再選択することが可能です。