TKC FXクラウドシリーズ連携の記事一覧 ① 連携の準備(この記事) / ② 仕訳の作成と送信 / ③ 仕訳を送信できないときは
「仕訳エクスポート」とは、CryptoLinCに登録した仮想通貨取引明細を会計ソフトに取り込めるように専用のファイルを作成することでCryptoLinC → 会計ソフトの中継を行うための機能です。
クリプトリンク法人用またはクリプトリンク個人用のオプション20以上でご利用頂ける機能です。
本ページでは「TKC FXクラウドシリーズ」と連携するための準備について説明いたします。実際に仕訳を作成して送信する手順は ② 仕訳の作成と送信 をご覧ください。
また、「すでに明細情報は登録済みである」ということを前提として説明を行います。
TKC FXクラウドシリーズへの連携は、他の会計ソフトとは方法が異なります。
ファイルをダウンロードして会計ソフトへインポートするのではなく、クリプトリンクから FXクラウドへ直接仕訳を送信するAPI連携となります。そのため、事前に FXクラウドとの連携(ログインによる認証)が必要です。
TKC FXクラウドシリーズの対応内容
| 項目 | 連携内容 |
|---|---|
| 連携方法 | クリプトリンクから直接送信(API連携) |
| 事前の連携作業 | 必要(FXクラウドへログインして連携) |
| ファイルのダウンロード | なし(一覧には「API連携」と表示されます) |
| 集計単位 | 日次・取引単位のみ |
| 勘定科目の指定 | 勘定科目コード(4桁) |
| 送信後の取り消し | クリプトリンクからは取り消しできません |
事前準備
連携を始める前に、以下をご用意ください。
- FXクラウドシリーズのログインID・パスワード
-
FXクラウドのクライアント証明書が導入されているブラウザ
連携の際に FXクラウドの認証画面へ移動しますが、この画面はクライアント証明書が導入された端末・ブラウザからのみアクセスできます。普段 FXクラウドをご利用の端末であれば導入済みです。証明書が未導入の端末では連携できませんのでご注意ください。
なお、TKC 側で API 利用の申し込みや別途のオプション契約を行っていただく必要はありません。
TKC(FXクラウド)側で確認・設定していただくこと
TKC は、勘定科目ごとに「口座別管理」「取引先別管理」「部門別管理」「消費税属性」「収支区分」といった設定を持っており、これらの条件を満たしていない仕訳が1件でもあると、送信した仕訳がすべて登録されません。
クリプトリンクは送信前に不足を検出してお知らせしますが、あらかじめ以下を FXクラウドでご確認いただくとスムーズです。
1. 使用する勘定科目を決める
FXクラウドは標準の勘定科目のコード・並び順が固定されており、勘定科目を新しく追加することはできません。暗号資産・NFT などは、既存の勘定科目のいずれかに割り当てていただく形になります。
どの科目に割り当てるかはお客様により変わります。
ご不明な場合は仮想通貨税務に詳しい税理士へご相談ください。
2. 収支区分の初期値を設定する
現金・預金などの資金科目を使う仕訳では、TKC は「収支区分」の入力を必須としています。この収支区分は、資金科目の相手側になる勘定科目(資金科目ではない側)に設定された初期値から決まります。
暗号資産・NFT を割り当てた勘定科目に収支区分の初期値が設定されていないと送信できませんので、FXクラウドの [設定(財務会計)>勘定科目情報>資金相手科目] で借方・貸方それぞれの収支区分初期値をご設定ください。
3. 取引先別管理がONの勘定科目を確認する
取引先別管理がONの勘定科目は、FXクラウドに登録済みの取引先コードが必ず必要です。
※注意点
期末時価評価や洗替などクリプトリンクが自動生成する仕訳について。
これらの仕訳には取引先の情報がないため、取引先コードを設定できません。暗号資産などを割り当てる勘定科目は、取引先別管理をOFFにするか、取引先別管理がOFFの勘定科目をお選びください。
4. 部門別管理がONの勘定科目を確認する
部門別管理がONの勘定科目は、部門コードが必ず必要です。
クリプトリンクには部門の概念がないため、後述の設定画面で勘定科目ごとに部門コードを指定していただきます。特定の部門に紐づかない仕訳の場合は「共通部門」を選ぶのが自然です。
必要な部門が未登録の場合は、あらかじめ FXクラウドで部門をご登録ください。
5. 消費税属性を確認する
TKC の勘定科目には消費税属性があり、属性によっては課税売上・課税仕入といった課税区分を受け付けません。
たとえば手数料(課税仕入)を「仮払金」などの消費税が発生しない属性の科目に割り当てると、送信時にエラーになります。課税取引が発生する科目には、課税区分を受け付ける属性の勘定科目をお選びください。
6. 取引先を登録する(取引所名を連携する場合)
クリプトリンクに登録した取引所名を TKC の取引先として連携したい場合は、あらかじめ FXクラウドで取引所を取引先として登録してください。クリプトリンクの画面から取引先を追加することはできません。
クリプトリンクとTKCを連携する
ここからはクリプトリンクでの操作です。
1. 左側のメニューから「仕訳エクスポート」を選択し、「新規仕訳ファイルを作成する」をクリックします。
2. 「仕訳エクスポートファイル作成」画面が開きます。「出力形式」で TKC を選択してください。
3. 「TKC連携」の枠が表示されます。未連携の場合は「TKCと連携する」ボタンをクリックしてください。
4. FXクラウドの認証画面に移動しますので、FXクラウドのIDとパスワードでログインし、連携を承認してください。
5. クリプトリンクの仕訳エクスポート画面に戻り、「TKCと連携しました。」と表示されれば連携完了です。もう一度「新規仕訳ファイルを作成する」から画面を開くと、「TKC(FXクラウド)と連携済みです。」と表示され、設定の入力に進めるようになります。
連携の有効期限について
連携は約90日間有効です。有効期限が切れた場合や、有効期限まで3時間を切った場合は仕訳を送信できません。その場合は同じ手順で再度連携を行ってください。
連携を解除したい場合は「連携を解除する」ボタンから解除できます。
連携が完了したら、② 仕訳の作成と送信 へお進みください。
※上記はあくまで一般例であり、お客様の事業モデルにより勘定科目設定は変わります。 ご不明な場合は仮想通貨税務に詳しい税理士へお問い合わせすることをお勧めいたします。
※当機能は、クリプトリンクに登録された取引明細を用いて仕訳を作成する機能になります。会計ソフトの操作や会計ソフトに登録後の内容についてサポートはできませんのでご了承ください。