この記事では、取引明細を手入力で追加することができる「新規明細を登録する」機能を用い、「売却」明細を作成する方法をご紹介します。
1. 暗号資産を売却して法定通貨を得る場合
一番シンプルな取引です。暗号資産(仮想通貨)を売却して法定通貨、つまり日本円を使って暗号資産(仮想通貨)を売却します。
*ここでは手数料は考えません。手数料についてはCase3 で説明します。
*「売却」明細は売却対象となる通貨が事前に存在しないとエラーになるので、あらかじめ「購入」明細を作成しておきました。
Step - 1
入力フォームにはこのように入力します。
- 取引種別:「売却」を選択
- 取引通貨:「売却」する暗号資産(仮想通貨)の略称・シンボルを入力します。
- 取引通貨数量:「売却」した取引通貨の量
- 決済通貨:「売却」して得る通貨、この場合はJPYを入力します。
- 決済通貨数量:「売却」して得た通貨の量
上の例の場合、1BTC
を売却して1,600,000円
得た、となります。
Step - 2
「登録」するとこのように売却明細が登録されます。
2. 暗号資産を売却して別の暗号資産を得る場合
暗号資産(仮想通貨)を利用して別の暗号資産を購入するパターンです。
*「売却」明細は売却対象となる通貨が事前に存在しないとエラーになるので、あらかじめ「購入」明細を作成しておきました。
Step - 1
Case1との違いは決済通貨に入力する「売却」して得る通貨が暗号資産(仮想通貨)の略称・シンボルになっている点です。
取引価格も売却する暗号資産の量になるので、上の例の場合、0.5BTC
を売却して5ETH
を得る、となります。
Step - 2
「登録」するとこのように売却明細が登録されます。
3. 暗号資産(仮想通貨)を売却して法定通貨を得る、手数料が発生する場合
暗号資産(仮想通貨)を売却して法定通貨を得る、手数料が発生するパターンです。
手数料通貨には手数料に使用された支払う通貨の略称・シンボルを入力します。
「手数料」は初期状態では入力できなくなっていますが、「手数料通貨」に入力することで入力できるようになります。こちらには手数料として使った量を入力してください。上の例では100円使ったことになります。