この記事では、ウォレット/DeFi機能の、ウォレットアドレスの登録画面にある、【未登録アドレスとのトークン・NFTの移動】についてご案内いたします。
左メニューの「ウォレット/DeFi取引」のタブを選択し、表示された画面上の
①ウォレットアドレスを登録しよう
の右側【アドレス登録】クリックすると以下の画面が表示され、デフォルトでは、【未登録アドレスとの移動:「送付」「受取」】が設定されています。
「切り替える」をクリックすると、【未登録アドレスとの移動:「売却」「購入」】に切り替えができます。
暗号資産の移動には大きくわけて以下の2つがあります
①自分のウォレットから、他者のウォレットに暗号資産の送付を行うもの。
②自分のウォレットから、自分のウォレットに暗号資産の送付を行うもの。
①の場合は、自分の持っている暗号資産を他者へ渡すことになるため、送付を行った時点で仮想通貨(暗号資産)の売却が行われます。
また、受け取った場合は、他者から取得したことになるため、購入が行われたとみなすことができます。
※金額の取り決めがある場合は取り決めを行った金額で売買が成立します。
②の場合は、ご自身が登録しているサービスや取引所の中の、ご自身で保有しているウォレット(アカウント)も含まれます。
そのため、通貨を自分のウォレット間で移動をしただけなので損益は発生せず、一部移動に利用した手数料のみ計上されます。
当選択項目を事前に設定いただくことで、ご自身のウォレットとして登録したアドレス以外の暗号資産の移動の初期の登録内容を選ぶことができます、
【未登録アドレスとの移動:「売却」「購入」】
の場合には、
送付時点で取引種別が売却となり、時価での売却処理が行われます。
預入時点で取引種別が購入となり、時価での購入処理が行われます。
【未登録アドレスとの移動:「送付」「受取」】
の場合には、計算の対象外となり発生した手数料のみ計上され
送付時点で、送付の明細が作成されます。
預入時点で、預入の明細が作成されます。
この設定をした上で、自分のアドレスへトークンが入ってきた際に、「受取(移動)」になる場合、「受取(購入)」になる場合、「報酬」になる場合があります。
その区別については、こちらで説明しています。
また、同様に自分のアドレスから送った際に、「送付(売却)」になる場合、「送付(移動)」になる場合があります。
その区別については、こちらで説明しています。
当選択項目は途中で変更いただくことも可能です。また、必要に応じて明細の修正は行っていただけますので、ご希望の方法をご選択いただければと思います。
※修正を行った場合には、お手数ですが改めて「データ突合」をクリックいただき修正を反映してください。