この記事ではbitbank(ビットバンク)がAPI連携で提供している取引履歴の種類と、APIキーを取得する方法についてご紹介します。
bitbankがAPI連携で提供している取引履歴
現物取引 |
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証拠金取引 |
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CSVアップロードで対応している履歴については、こちらをご覧ください。
bitbankがAPI連携で提供していない取引履歴
現物取引 |
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API連携で提供していない取引履歴については、CSVアップロードにてデータを取り込んでください。
bitbankの信用取引履歴の取得に関して
bitbankの信用取引は、信用新規(OPEN)と信用決済(CLOSE)で明細が分かれております。そのため、取得開始日時をうまく設定しないと信用決済のみ取得されることがございます。
API取得時に信用新規の明細の一部が不足してしまったり、信用決済の明細のみが取得されたりしますと、損益を正しく計算することができません。
その場合は、APIでのデータ取得時に以下のエラーを返しております。
上記のエラーが出た場合の対処方法
上記のエラーが出た場合には、以下のどちらかの方法で、エラーを解消することができます。
- 信用新規の注文をした日時がわかる場合は、取得開始日時を信用新規注文を含むように設定する
- 信用新規の注文をした日時がわからない場合や、信用取引をたくさん行っていてキリの良い取得開始日時が設定できない場合は、修正から「信用新規情報の不足時の明細作成」を「部分的な情報で明細作成する」に変更する
1つ目の解消方法は、エラー警告が表示されている既存のAPIキーを一度削除し、取得開始日時を間違えないよう信用新規の注文をした日時以前にして再度APIキーを登録してください。
2つ目の解消方法は、修正ボタンを押しますと、以下のように「信用新規情報の不足時の明細作成」という項目がございますので、「明細作成せずにエラーとする」から「部分的な情報で明細作成する」に変更して「登録する」ボタンを押してください。
この項目は、通常は「明細作成せずにエラーとする」設定になっており、上記のエラーが出て解消できない場合のみ、修正画面から変更できるようになっております。
修正すると再度データ取得処理が行われ、信用決済のみの情報で証拠金明細が作成されます。その後、証拠金取引画面で、エラー警告が表示されている明細を修正してください。
明細の修正方法は、以下のどちらかになります。
- 「注文取引日時」と「注文価格」を入力して更新
- 「入力種別」を「損益のみ」にして「損益数量」を入力して更新
「注文取引日時」と「注文価格」を入力する場合は、以下の赤枠の箇所を入力してください。
「入力種別」を「損益のみ」にして「損益数量」を入力する場合は、以下の赤枠の箇所を修正してください。
また、エラー警告が表示されている明細が複数ある場合、「絞り込み」から「エラー明細のみ表示」をONにすることで、エラー明細のみを一覧に表示することができます。
bitbankのAPIキー取得方法
STEP 1
bitbankログイン後、画面右上のアイコンを選択し、「API」をクリックします。
STEP 2
「APIキーの発行」をクリックします。
STEP 3
「ラベル」に、利用目的が分かる名称(例:クリプトリンク)を入力します。権限は「参照」を選択します。
STEP 4
「発行する」をクリックします。
STEP 5
二段階認証コードとSMS確認コードを入力し、認証を完了します。
STEP 6
発行されたAPIキーが表示されるので、右矢印(>)をクリックします。
STEP 7
「APIキー」と「シークレットキー」が表示されるので、これらを安全な場所に保存し、API連携時に入力してください。
免責事項
利用者によるAPI連携サービスの利用の結果そのもの、並びに当該利用により生じた損害等について、一切の責任を負わないものとします。また、当社は、API連携サービスによる各暗号資産の取引所が提供するウェブサイトやアプリ等と本サービスとの連携につき、その全ての連携を保証するものではなく、API連携ができないことによって生じた利用者の損害等についても、一切責任を負わないものとします。