この記事では、Kaia (カイア) ウォレットの取引履歴CSVをダウンロードし、クリプトリンクにアップロードする方法を解説します。
Kaiaは他のチェーンと基本的な使い方は同じですが、CSVのダウンロードにkaiaScanのAPIキーが必要という点が大きく異なります。ご利用前に必ずご確認ください。
Kaiaウォレットの特徴(他チェーンとの違い)
| 項目 | 他のチェーン | Kaia |
|---|---|---|
| CSVのダウンロード元 | Etherscan等 | kaiaScan(APIキーの発行が必要) |
| 必要なファイル数 | 4種類 | 3種類(NFT転送は対象外) |
| 取得できる件数の上限 | 期間を分けて取得可能 | 40,000件で固定(期間指定不可) |
※ Kaiaは自動取得にも対応しています。取引件数が多い場合は、CSVではなく自動取得のご利用をおすすめします(詳しくは記事後半の「ご利用にあたっての注意点」をご覧ください)。
事前準備:クリプトリンクにウォレットアドレスを登録する
CSVアップロード時には、アップロード時にウォレットアドレスの選択が必須です。そのため、先にアドレスを登録してください。
- クリプトリンクの「ウォレット/DeFi取引」画面を開きます。
- 「登録済みウォレット一覧」から「ウォレットアドレスを新規登録する」を押し、Kaiaのアドレスを登録します。
※ アドレスの登録方法は「ウォレットアドレスの登録・修正・削除方法」をご覧ください。
kaiaScanのAPIキーを発行する手順
kaiaScanのCSVダウンロードには、kaiaScanで発行したAPIキーが必要です。無料のFreeプランで問題なくご利用いただけます。
Step 1. kaiaScanにアクセスし、アカウントを作成してログインする
kaiaScanにアクセスし、「ログイン」ボタンを押します。
ログイン画面で、「新規登録」のリンクをクリックします。
新規登録画面で、ユーザー名やメールアドレス、パスワード等を入力してアカウント登録をします。
アカウント登録が完了したら、先ほどのログイン画面からログインを行います。
Step 2. APIキーの管理画面を開く
ログイン後、自分のユーザーネームの箇所をクリックします。(赤枠で囲んでいるところです)
アカウントページに遷移するので、サイドメニューから「APIダッシュボード」をクリックします。
Step 3. APIキーを作成する
APIダッシュボード画面に遷移したら、「+APIキーを発行」ボタンをクリックします。
APIキー作成画面では、任意のアプリ名を入力できます。(「クリプトリンク用」など適当な名前で構いません)
アプリ名を入力し、「新しいAPIキーを発行」をクリックします。
APIキーを発行できたら、CSVをダウンロードするための準備が整いました。
※ プランはFree(無料)のままで、この記事で扱う3種類のCSVをすべてダウンロードできます。
※ APIキーは他人に知られないよう管理してください。
kaiaScanから取引履歴CSVをダウンロードする手順
クリプトリンクの画面からダウンロードリンクを表示すると、対象アドレスのページに直接移動できます。
Step 1. アップロード画面を開く
クリプトリンクの「ウォレット/DeFi取引」画面で「アップロード」をクリックし、「ウォレット履歴のアップロード」画面を開きます。
Step 2. チェーンとアドレスを選択する
「チェーン」で Kaia を選択します。「ウォレットアドレス」で、事前準備で登録したアドレスを選択します。
Step 3. リンクからkaiaScanに行き、CSVファイルをダウンロードする
画面に3つのダウンロードリンクが表示されます。それぞれをクリックしてkaiaScanを開きます。
各リンクの飛び先は以下のような取引内容になっています。
- Transactions DL(KAIAの送付・受取)
- Internal Txns DL(スワップ等で発生するKAIAの内部移動)
- Token Transfers (KIP-7) DL(JPYCなどトークンの送付・受取)
kaiaScanに遷移したら、「CSVダウンロード」をクリックします。
ダウンロード画面になるので、発行済みのAPIキーやアドレス等を確認して、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
これを3つのファイルすべてで行います。
※ ダウンロードしたファイル名は絶対に変更しないでください。 先頭に文字を追加した場合も取り込めません。クリプトリンクはファイル名でファイルの種類を判別しています。
ダウンロードされるファイル名は次のとおりです。
| ダウンロードリンク | ファイル名 | 内容 |
|---|---|---|
| Transactions DL | account-transactions-{アドレス}.csv | KAIAの送付・受取、取引手数料 |
| Internal Txns DL | account-internal-transactions-{アドレス}.csv | 内部取引によるKAIAの移動 |
| Token Transfers (KIP-7) DL | account-token-transfers-{アドレス}.csv | JPYCなどKIP-7トークンの送付・受取 |
クリプトリンクにCSVをアップロードする手順
- 「ウォレット/DeFi取引」画面で「アップロード」をクリックします。
- 「チェーン」で Kaia、「ウォレットアドレス」で対象のアドレスを選択します。
- ダウンロードした3つのファイルを一度にまとめてドラッグ&ドロップします。
- 「登録」をクリックします。
※ ファイルが不足している場合は確認画面が表示されます。不足しているファイルにエラーマークが付きますので、揃えてから登録してください。
※ 一部のファイルだけをアップロードすることもできますが、手数料や、スワップの片側の取引が欠ける場合があります。3種類そろえてアップロードすることをおすすめします。
※ 詳細は「ウォレット履歴CSVファイルのダウンロードとアップロード方法」をご覧ください。
ご利用にあたっての注意点
Kaiaでは、以下の点にご注意ください。
-
APIキーの発行が必要です
kaiaScanのCSVダウンロードには、kaiaScanで発行したAPIキーが必要です。他のチェーンのように、ログインなしでダウンロードすることはできません。 -
取得できるのは最新の40,000件までです
kaiaScanのCSVエクスポートには期間を指定する機能がなく、40,000件で打ち切られます。取引が40,000件を超えるアドレスでは、古い取引が取得できません。 全件を取り込むには、ウォレットアドレスを登録して自動取得をご利用ください。 -
NFTの取引はCSVでは取り込めません
KIP-17/KIP-37(NFT)の転送履歴は、現在CSVアップロードの対象外です。 -
代払い(Fee Delegation)の取引は手数料が計上されません
Kaiaには、ご自身以外が手数料を負担する「代払い」の仕組みがあります。この場合、実際には手数料を支払っていないため、クリプトリンク側でも手数料を計上しません。kaiaScanの画面に手数料が表示されていても、明細に手数料の行が作られないことがあります。 -
ファイル名は変更しないでください
ファイル名でファイルの種類を判別しているため、名前を変更すると取り込めません。 -
アップロード画面の「5,000件を超える場合は分割して取得」の案内は、Kaiaでは対象外です
アップロード画面に「5,000件を超える明細がある場合には、複数回にわけてデータを取得してください」と表示されますが、KaiaScanには期間を指定する機能がないため、Kaiaでは分割してのダウンロードができません。この案内は他のチェーン向けのものですので、Kaiaではそのままアップロードしてください。
よくある質問
Q. KaiaのCSVをダウンロードするのに、なぜAPIキーが必要なのですか?
kaiaScanのCSVダウンロード機能が、APIキーを必要とする仕組みで提供されているためです。無料のFreeプランのAPIキーで、この記事で扱う3種類のCSVをすべてダウンロードできます。
Q. kaiaScanのAPIキーは有料ですか?
無料のFreeプランでご利用いただけます。ウォレット1つ分のCSVをダウンロードする程度であれば、Freeプランの利用枠で十分です。
Q. ダウンロードしたファイル名を変更しても大丈夫ですか?
いいえ、変更しないでください。クリプトリンクはファイル名でファイルの種類を判別しているため、先頭に文字を追加した場合も含めて、名前を変更すると取り込めません。
Q. Kaiaの取引が40,000件を超えている場合はどうすればよいですか?
CSVでは最新の40,000件までしか取得できないため、古い取引が欠けてしまいます。ウォレットアドレスを登録して自動取得をご利用ください。
Q. Kaiaに送金したJPYCはどのファイルに入っていますか?
Token Transfers (KIP-7) のファイルに入っています。JPYCはKaia上でKIP-7トークンとして発行されているため、KAIAの取引を記録した Transactions のファイルには表示されません。
Q. kaiaScanでは手数料が表示されているのに、明細に手数料がありません。
その取引が代払い(Fee Delegation)の場合、手数料はご自身以外が負担しています。実際に支払っていない手数料を計上しないよう、あえて明細を作成していません。
まとめ
この記事では、Kaia (カイア) ウォレットの取引履歴CSVをダウンロードし、クリプトリンクにアップロードする手順を解説しました。
Kaiaでは、kaiaScanのAPIキーの発行とウォレットアドレスの事前登録という2つの準備が必要です。準備が済んだら、クリプトリンクの「ウォレット履歴のアップロード」画面からチェーンとアドレスを選び、表示される3つのリンクからCSVをダウンロードして、まとめてアップロードしてください。
取引件数が40,000件を超えるアドレスや、常に最新の状態を保ちたい場合は、CSVではなく自動取得のご利用をおすすめします。詳しくは「ウォレット/DeFiのデータ自動取得方法」をご覧ください。
ご不明な点がある場合は、クリプトリンクのサポートまでお気軽にお問い合わせください。