集計期間の取引データを全てクリプトリンクに取り込んだ際に、集計期間の期末残高が実際に保有している残高と異なってしまう場合があります。その場合、期末処理(最終調整操作)にて現物資産の棚卸処理を行い、次年度の期首の残高を正しい数字にあわせることが可能です。
この記事では、「個人」における期末処理の方法をご紹介していきます。法人アカウントは期末処理の方法(法人)をご覧ください。
1. 期末処理で行うこと
期末処理では以下の作業を行います。
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現物資産の残高調整:現物取引の計算結果の残高と、実際の取引所やウォレットの残高との差分を調整します。
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収支計算報告書の作成:今期の収支計算結果や取引明細を集計します。
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次年度への繰越処理:期末の残高を次年度へ繰り越します。
2. 期末処理の方法
まず、今期の集計期間内の全てのデータを取り込みます。期末処理を行う前に、集計期間内のデータ集計が全て終わっていることを確認してください。
Step - 1
データ集計が全て終わっていることが確認できましたら、期末処理を行います。右上のプルダウンメニューから「期末処理」をクリックします。
Step - 2
期末処理のページに切り替わります。
Step - 3
ここで通貨の残高を調整します。実際にウォレットや取引所でお持ちの残高と異なる場合には、実際の残高を記入してください。記入が完了しましたら、「残高調整を実行し次へ」をクリックします。
Step - 4
次に、収支計算報告書作成のステップに移ります。収支合計を確認し、作成書類・取り込みデータにチェックを入れたら、「報告書を作成し次へ」をクリックします。
*フリープランをご利用中の場合、収支計算報告書の作成はできません。収支計算報告書の利用をご希望の方は、プレミアムプランをご利用ください。
Step - 5
次に、次年度繰越のステップになります。内容にご確認いただき、「次年度繰越を実行」をクリックして今年度の残高を次年度へ繰り越します。
Step - 6
繰越完了のメッセージが表示されます。「取引データ」をクリックすると、収支計算報告書がダウンロードできます。
Step - 7
年度を次年度に切り替え、前年度繰越の明細が登録されてることを確認してください。