クリプトリンクでは、事業に合わせた課税形式や経理方式を選択することができます。この記事では、形式の設定方法と、税込と税抜の違いや、それがどの取引に影響を与えるかについて説明します。
課税形式の設定
画面右上の「事業所設定」から、課税形式を選択していただけます。課税形式は、「免税業者」「簡易課税」「一般課税」の3つから選択できます。
課税形式は、集計期間ごとに設定が可能なため、例えば、前年度は「免税事業者」、今年度は「簡易課税」、といった形で、その時の状況に応じて柔軟に計算方式を変更することができます。
以下にそれぞれの設定内容を紹介します。
免税業者
消費税の申告や納付を免除されている事業者は、免税業者を選択してください。
簡易課税
一般課税
一般課税を選択すると、「税込」または「税抜」を選択できます。
税込と税抜処理の違い
経理方式を「税込」「税抜」のどちらを選択するかによって、収支計算結果が異なります。具体的には、以下の取引に影響を与えます。
※税抜にて計算を行った場合、消費税が引かれた計算結果が表示されます。
現物取引
現物取引では、取引種別が「手数料」、「レンディング収益」、「売上」の場合、計算結果に影響があります。
税込の場合
税抜の場合
証拠金取引
証拠金取引では、取引種別が「手数料」の場合、計算結果に影響があります。
税込の場合
税抜の場合
NFT取引
NFT取引では、NFTの取得原価が変わるため、購入や売却など全ての数字に影響があります。
税込の場合
税抜の場合