期末操作における「残高調整」機能とは、期末時点の帳簿残高を実際の残高と調整することで翌期以降に数量ズレを持ち越さないようにする機能です。
この操作は会計処理上の「期末棚卸操作」に相当します。
期末時点の数量を変更するため、計算上、以下のような変更が加わります。
増加時
保有数のみが増加するため、計算上ではゼロ円で取得した、という扱いになります。
それに伴い、【平均購入原価】は減少します。
※分母である【購入総数】が増加するため対象通貨の売却時に収支が増える方向に変化します。
減少時
保有量が減少するため、減少数量分を0円で売却したものとし処理を行います。
それに伴い、【平均購入原価】×減少数量分の損失が発生します。