この記事では期末評価方法の「切放法」と「洗替法」について説明いたします。令和元年度の税制改正により、法人は期末時価評価を行うことが義務付けられました。
CryptoLinCでは、プレミアムプランご利用の法人のお客様は期末時価評価の自動登録機能を利用でき、期末の評価方法として、「切放法」と「洗替法」から選択できます。
1. 切放法
切放法とは、期末の時価評価額をそのまま翌期首に取得原価として採用する方法です。翌期首に戻し入れをしないため、前年度繰越明細のみ作成されます。
3. 洗替法
洗替法とは、期末の時価評価損益を計上した後、翌期首に取得原価を前期末の取得原価に戻す方法です。洗替法の場合、翌期首に取得原価を元に戻すため、前年度繰越明細とあわせて期首洗替明細が作成されます。
3. 切放法と洗替法の切り替え
「切放法」から「洗替法」へ切り替えを行う場合は、期末時価評価についてをご覧ください。